Google Cloud 料金計算ツールが使いやすい!!試算方法を解説します(最後には筋トレのコスト試算の重要性も解説)
概要
Google Cloud 料金計算ツールとは
Google Cloudでリソースの見積もりの概算を出すときに使用するのがこのツールです。
例えば、「Compute Engine f1-micro vCPU1GB メモリ1GB ストレージ20GB」などのように 1つのリソースごとに詳細なスペックを決めて料金を算出します。
他にもCloud SQLやPersistent Disk、Cloud Storageなど多種類のリソースの見積もりが可能です。
ただし、料金計算ツールではサポートされていないリソースも存在するのでその場合にはドキュメントやコンソールから確認することをおすすめします。
概算見積もりを出してみる
Chat GPT4でWeb3層構成の条件指定
試算する条件を下記のようにお願いしてみました。
Google Cloudの「料金計算ツール」で概算を算出する練習をしたいです。 そのためにアーキテクチャの条件を考えてください。構成はGCEやCloudストレージなどを使用したWeb3層構成です。それぞれのスペックの細かい指定もお願いします。
下記のような返答がきたので、これに習って算出していきたいと思います。
概算を算出する
- まずは下記URLから料金計算ツールのページに遷移します。
- Add to estimateを押下します。(今回はUSDで算出します)
- ポップアップが表示されるので、最初はWebサーバーレイヤー作成のためにCompute Engineを選択します。
- 下記のように条件に合わせてCompute Engineの見積もりを行います。
- 速度と料金を考慮してBalance PDを選択しました。
- 確約利用割引は1年or3年のコミットメント契約をすることで大幅な割引で購入する仕組みです。(オフ)
- GPUをオンにするとNVIDIAのGPUを追加することができます。(オフ)
- Cloud Storageの試算も簡単に入力できます。
- ストレージの保持容量は1TBです。
- ストレージのデータ転送量はは10TBです。
- データ転送料金は東京のみで試算するためAsia→Asiaで設定しています。
ということで、残りのGCEとCloud SQLも追加して最終的な見積もりの試算を見ていきましょう。
- 4つのリソースの合計は$415.71/monthでした。
- 全て入力した後にページの共有が可能です。
- CSVファイルでのダウンロードや作成した概算費用の詳細ページも作成されます。
他クラウドとの比較見積もりにも使用できる
例えば、AWSやAzureなどの見積もりをGoogle Cloudに置き換えたい時に利用するのも便利です。
【置き換える例】
AWS:「EC2 t2.micro vCPU: 1 メモリ: 1GB ストレージ: 20GB」
⇩
GCP:「Compute Engine f1-micro vCPU1GB メモリ1GB ストレージ20GB」
ただし、Cloud SQLなどその他マネージドサービスだとそのまま置き換えられないスペックも多く存在します。
もし、「AWSやAzureのコストをGoogle Cloudに置き換えた場合の概算見積もりを出したい」などがあればクラスメソッドの筋肉の中枢を担う私、、、いえGoogle Cloudチームにご連絡ください。
筋肉のコスト試算
完全な自分よがりの筋肉話になりますが、筋肉をつけるためにもコスト試算はとても重要です。
なぜなら「筋トレ/運動」、この2つは生涯にかけて行うべき優先事項だからです。
1年間にジムに通うと、およそ10万円程度の出費があります。(チョコザップなどは4万円弱ほどでしょうか。)
さらにプロテイン、食事、栄養を気にかけた食事を毎日行うと、追加の食費代がかかります。(ざっと月+1万〜3万ほどを想定)
するとどうでしょう??
生涯かけて行う優先事項に1年間でおよそ20万円以上の経費をかけることになります。(10年で200万、30年で600万..)
ただ、ジムに行くのがもったいないと言っているわけではありません。(現在私は宅トレのフェーズですが、フェーズごとにジムにも行きます。)
初心者の方であれば、とりあえずジムの契約をするといった考えを一度留めて、今自分は何の目的で筋トレ/運動をするのかを考えていただきたいのです。
さらに最初の1年間は自重やチューブなどを使用した自宅トレーニングを工夫することにより筋肉はつくと思っております。(科学的に説明可能です)
よって、筋トレというものは数ヶ月、1年、2年、3年で辞めるのではなく、生涯にかけて行っていく優先事項というような心がけを行い、なるべく費用をかけずにコスト効率の良い筋トレを意識して継続することが個人的にはお勧めです。